秀吉の城下町!滋賀県長浜市の名物「のっぺいうどん」を食べるならこの2軒
レトロな街並みが美しい滋賀県長浜市は琵琶湖の湖北地方にあり、新幹線の停車駅である米原の上隣りに位置しています。関東以北の人には中々耳馴染みのない土地ですよね。
米原からはJRで10分ほど、京都と名古屋からも1時間半以内とアクセスも比較的便利。
歴史好きには秀吉が最初に築城し城下町を整備した”長浜城がある街”として有名ですよね。
城は全壊しましたが、復元された天守は長浜城歴史博物館となりその役割を果たしています。
また姉川の古戦場もあり、戦国時代ファンにとっても興味のある地ではないでしょうか。
また長浜には女性を惹きつける観光スポットも!
駅近くにある”黒壁スクエア”は、江戸から明治時代の黒漆喰の歴史的建造物を現代風にアレンジしたエリアで、伝統あるガラス工芸品を購入するだけでなくギャラリーで製作体験も可能。
街並みに合わせるようにレトロモダンで素敵なカフェやレストランが建ち並び、デートや家族で過ごすのにおススメ♪
さらには西国三十三所札所めぐりの札所である「宝厳寺」のある竹生島はパワースポットとしても知られる無人島。古くから厚く信仰されており、その神秘的な佇まいも観光客の人気を集めているんですよ。
長浜で食べたいグルメといえば、湖水地方の伝統的料理である「鮒寿司」やB級グルメとしてメディアにも取り上げられる「サラダパン」が有名ですね。
しかし今回ぜひ知って頂きたいのが、「長浜のっぺいうどん」という伝統ある料理なんです!
冬の寒い時期に食べると体も温まる、優しい味わいのうどん。その名物が食べられる、2大有名店をご紹介します。
茂美志゛や(もみじや)
のっぺいうどんは干しシイタケ・蒲鉾・麩・湯葉などの具材がたくさんはいったうどんに、とろみをつけた餡をかけたうどん。
こうしたあんかけうどんは全国で食べられていますが、茂美志゛やの店主によれば長浜の”のっぺいうどん”は「大阪のあんかけうどんに、京都の志っぽくうどんがくっついた」ものだそう。
確かに具材はしっぽくうどんのようですね!出汁はかつおと昆布で取ったもので、関西からするとやや濃い目に感じるかもしれません。
あんかけな上に土生姜が乗せられているので、体の芯からポカポカしてきますよ。
茂美志゛やは、長浜でのっぺいうどんを食べるなら絶対に外せないお店。
人気のあったのっぺいうどんが、一時期地元に人に飽きられたこともあったそうなのですが、店主が手直しして店舗の改装や宣伝にも力を入れ、「長浜ののっぺいうどん」を売り出す努力をしたのです。
すると黒壁と共に紹介するマスコミも増え、のっぺいうどんの人気が再燃。
長浜を訪れる観光客にもその知名度が高まりました。大きな椎茸が目を惹きます!
茂美志゛やには基本の「のっぺいうどん(1100円)」の他に、近江牛をのせたもの、揚げをのせたきつねうどん風のものがあります。
うな丼やビワマス丼とのセットもあり、様々な味を楽しめるので何を食べるか迷ってしまいそう!
またふなずしや焼き鯖寿司もあり、滋賀の名物を一度に堪能できるのも魅力です。
【HP】http://www.momiji-ya.jp/
【営業時間】11:00~20:00
【定休日】火曜
【予算目安】1000~2000円
【店舗】滋賀県長浜市元浜町7-15
【電話番号】0749-62-0232
うどん・そば吉野
吉野はのっぺいうどんの発祥の店と言われるお店。
初代店主が明治9年に京都から長浜に移住し、 京都の葛料理をヒントにのっぺいうどんを作ったのが始まりとされています。
吉野は長浜まちなかまちの駅の隣にあり、近年リニューアルされカフェのようなモダンな雰囲気。
麺類や丼物が数多くメニューに並び、カフェ風とのギャップが中々面白い感じがします。
のっぺいうどん(972円)の具は茂美志゛やさんとほぼ同じ。
インゲンが入り、麺はやや細めですが餡に負けずつるつるして美味しい!
優しい味わいの甘みを感じる出汁に、身も心も温まります。
こちらではもう1つの長浜名物「焼き鯖ソーメン」もあるので、是非そちらも食べてみてくださいね。
【HP】https://tabelog.com/shiga/A2504/A250402/25000763/
【営業時間】11:00~売り切れまで
【定休日】日曜
【予算目安】1000~2000円
【店舗】滋賀県長浜市元浜町6-16
【電話番号】0749-62-1910