うどんの聖地・香川の厳選讃岐うどん名店７選

■激戦区・香川のうどん7選

日本人はうどんが大好きですが、いつの頃からかうどんと言えば讃岐うどんが至高、といった概念が定着していますよね。うどん県である香川は聖地のように全国からうどん好きが訪れ、人気店には常に行列が絶えません。
観光客以上に香川県民はうどんが大好きで、週に1回以上はうどんを食べる人が9割を超えているのだとか！
その背景には瀬戸内海気候による影響、つまり米より小麦の生産が多かったこと、塩田での塩の生産、そしていりこの存在があります。これによりうどんを食べることが日常の一部となり、年越しや引っ越しも蕎麦でなくうどんを食べる徹底ぶり。
うどんの美味しさレベルが高いのも頷けてしまいますね。

実際に香川で食べるうどんの美味しさは、全国各地で食べる讃岐うどんとは一線を画すものを感じます。
本場・香川に行ったら食べてみたい、うどんの名店を紹介していきましょう。

●長田 in 香の香/善通寺市

メニューは釜揚げうどん（小・250円）と冷やしうどん（小・250円）のみ。
赤飯等のご飯ものはあるけれど、サイドメニューも一切ない釜揚げうどん専門店。
伊吹産イリコ等、天然素材の旨味が濃く打ちだされた出汁が絶品で、食べ進んでも薄まらず最後まで美味しくいだたけます。
讃岐うどんらしい長いうどんは、小麦の味がとにかく美味しい！
釜揚げうどんでは間違いなく人気・実力ともN0.1のお店と言えそうです。
3人以上なら、たらいうどん（6玉・1000円）もオススメ。

●純手打うどん よしや/丸亀市

全ての工程を機械を使わず行う、純手打ちのよしや。それだけに太さもやや不揃いで、イリコベースのやや甘さを感じる出汁と絡み、様々な食感を生みだして美味しいんです。
まずはかけ（小・230円）を味わって欲しいのですが、しっぽく・すだち・肉うどんも大人気。こちらは接客の感じもとても良く、人気店なのに謙虚な姿勢にも感心してしまいます。

●山下うどん/善通寺市

ぶっかけうどんの元祖と言われるのが、この山下うどん。セルフサービスで麺は冷熱が選べ、小が280円。コシが強めの太麺で、ぶっかけの出汁にはレモンも添えられています。途中からこれを絞るとさっぱりして、良い味の変化が生まれるんですよね♪
天ぷらもおでんもあります！

●山越うどん/綾歌郡綾川町

こちらは釜玉うどん発祥のお店。讃岐うどんの超有名店の1つ。
土日ともなると行列も凄いことになります。
やや細めの麺はコシがありつつ喉越しが良く、これぞザ・讃岐うどん！という貫禄。
玉子も釜玉に合うよう、濃過ぎない種類が選ばれており、最初から丼に入れられています。
温かいうどんを乗せ、若干半熟になったところに専用の出汁をかけ混ぜる。
最初はかけすぎず、自分好みの濃さを見つけていくのも楽しい作業！
並んでも満足する、三位一体となった美味しさがありますよ♪

●手打十段 うどんバカ一代 /高松市

朝6時からの営業が嬉しいうどんバカ一代の人気メニューは、釜バターうどん（小490円）。
粗引きの黒コショウがかかり、和風カルボナーラと称されています。
食べて見るとまさにカルボナーラ！黄身が濃く、粗引きコショウがよく効いているんです。
亜流と思われるかもしれませんが、これも食べてもらいたい一杯です！

●うどん番長/高松市

踏めば踏むほど美味しくなる、その信条のもと極太のコシの強い麺はうどん職人が勉強に胃来ることも多いのだそう。
人気メニューはとり天ぶっかけ（650円）。天ぷらの油は料亭でも使用されるもので、注文をうけてから揚げからています。これが熱々ジューシーで抜群に美味しい！ボリュームもあり、大満足の一品です。
極太麺はカレーうどんとの相性もバッチリですよ！

●手打ち　三好うどん/三豊市

ナビが無いとちょっと辿りつくのが不安な場所ながら、地元の人にもとても人気があるお店。民家風のお洒落な外観で、カラフルな器使いにもセンスを感じます。ちょっとカフェのような雰囲気と、辺境な場所のギャップが素晴らしい！
麺は手打ちの細め。コシもありながらスルッとさっぱり味わえるのは、出汁も塩分が強くなく優しいから！
かけうどん（小・250円 ）に伊吹島いりこのおにぎり（100円）の組み合わせは最高です。
天ぷらも注文してから揚げたてを提供してくれます。

麺の美味しさはもちろんのこと、いりこ出汁の美味しさも香川のうどんの醍醐味！
まずはかけでいただいて、釜揚げや釜玉、生醤油、ぶっかけにとり天、そして変わり種と、食べたいものがいっぱい！一日に5軒以上回る観光客が多い気持ちも分かりますね。
是非一度本場に足を運び、香川うどんツアーを楽しんでくださいね。

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