ちゃんぽん・トルコライス・かんざらし!長崎のご当地グルメの名店5選
■異国情緒あふれる街・長崎で味わいたいご当地グルメ5選
鎖国体制だった江戸時代、日本で唯一海外との貿易が認められていた長崎県。
そうした歴史の名残は、グラバー園や大浦天主堂、オランダ坂等にみることが出来ます。
また毎年秋に行われる「長崎くんち」は中国文化を受け継いだもの。
貿易都市だった長崎の、国際色豊かな一面が伺えるイベントです。
五島列島や壱岐・対馬と数多くの島々からなる長崎県は、日本の中でもどこか特別な情緒が感じられますよね。昨今では出島や世界遺産にも登録された軍艦島への観光需要も高まっています。
そんな長崎ではちゃんぽんを代表とする麺文化を堪能したり、軍港として栄えた都市が多いため洋風の料理も充実しています。ブランド牛に海に囲まれているので魚介類も豊富。
和洋の料理を合わせた卓袱料理など、長崎には興味深いグルメがいっぱいです。
◇まずは絶対外せない長崎ちゃんぽん!
長崎で必ず食べたいものNO.1と言えば長崎ちゃんぽん。
豚骨と鶏ガラからとるスープに、キャベツやモヤシなどのたっぷり野菜。肉やイカ・エビの魚介類にかまぼこなどの具材と、ちゃんぽん麺が煮込まれた長崎を代表する郷土料理です。
●江山楼 中華街本店/長崎市
横浜の中華街に比べると規模は断然小さいものの、長崎の街には異国情緒がとてもよく似合います。昭和21年創業の老舗である江山楼は、そんな長崎中華街の御三家の一角との呼び声も高い名店。
こちらのちゃんぽんは3種類あり、特上(1500円)・上(1000円)・普通(800円)。具材によって料金が変わる仕組みになっており、特上ではベビーフカヒレや貝柱、肉入り天ぷらと豪華な具材が追加されます。
江山桜のちゃんぽんの特徴は、魚介の香りを強く感じる白濁したスープに、野菜の甘みがとろけ出していること!これが凄く美味しい。麺もモチモチと力強く、具材の豪華さに負けていません。
「本場はさすがに美味しい」と心から満足できる一杯です。
ちなみに皿うどんも是非頼むべき美味しさ。細麺と極太麺を選べます。
また長崎では皿うどんにはお酢ではなく、ソースをかけるのが一般的とのこと。
初めての方はちょっと試してみてください!新しい美味しさに出会えるかも?!
【HP】http://www.kouzanrou.com/
【 営業時間 】11:00~21:00(L.O.20:30)
【定休日 】不定休
【予算目安】1000~2000円
【席数】150席
【店舗住所 】長崎県長崎市新地町12-2
【 電話番号】095-821-3735
●香蘭/佐世保市
佐世保駅から徒歩2分。香蘭はちゃんぽんと皿うどんの老舗人気店。街のラーメン屋そのままの外観ですが、味は折り紙つき。
ちゃんぽん(800円)とリーズナブルながら豚肉やイカ・エビ入りで、旬の季節には九十九島のカキまで!皿うどんも麺がパリパリで、ちゃんぽんと共に濃すぎず薄すぎずのスープが絶妙。
この皿うどんにはソースやお酢が本当に合います。
地元の方に愛されるお店のちゃんぽん&皿うどんは、記憶に強く残るものになるでしょう。
【HP】http://tabelog.com/nagasaki/A4202/A420201/42001533/
【 営業時間 】10:00〜20:45
【定休日 】不定休
【予算目安】~1000円
【席数】17席
【店舗住所 】長崎県佐世保市三浦町21-29
【 電話番号】0956-24-5803
●misa*rosso/佐世保市
佐世保のご当地グルメとして全国的にも有名な「佐世保バーガー」。
佐世保には戦後からアメリカ海軍が駐在しているため、古くからハンバーガー文化が根付いています。そんな佐世保でも手作りにこだわった、オリジナリティがあるといった条件をクリアしたお店だけが公式に佐世保バーガーと認められています。
misa*rossoは公式佐世保バーガーの中でも代表的な人気店。
一番人気のミサモンスター(680円)は、見た目もビッグでワクワクします。
手作りのバンズに挟まれたパティやレタスにトマト、そしてそれらをまとめる甘辛いサルサソースが最高!2倍の大きさのミサモンスタージャンボ、少食の人にはベビーモンスターがオススメ。
以前は魚屋さんだっただけあり、新鮮な魚を使用したフィッシュバーガーの美味しさもお墨付き。
ホットドッグやピザもあり、アメリカンな気分を満喫できちゃいます♪
【HP】http://www.misarosso.com/
【 営業時間 】10:00~20:00
【定休日 】月曜
【予算目安】~1000円
【席数】20席
【店舗住所 】長崎県佐世保市万徳町2-15
【 電話番号】0956-24-6737
●ツル茶ん/長崎市
大正14年の創業で九州最古の喫茶店であるツル茶んは、長崎名物のミルクセーキ発祥の店でもあります。ミルクセーキと共に味わいたいのが長崎B級グルメのトルコライス!
三プレートにピラフとその上にはカレーのかかったとんかつ、さらにナポリタンが並び、キャベツやトマトも添えられています。
これが長崎県民のソウルフード。ミクスチャー文化が根付いているせいかもしれませんね。
大人のお子様ランチのような趣もあり、テンションが上がってしまいそうです。
【HP】http://blogs.yahoo.co.jp/mokunosuke59
【 営業時間 】9:00~22:00
【定休日 】無休
【予算目安】1000~2000円
【席数】100席
【店舗住所 】長崎県長崎市油屋町2-47
【 電話番号】095-824-2679
●しまばら水屋敷/島原市
長崎スイーツといえばカステラですが、それはお土産にするとして・・・。
現地で食べたいのが島原名物のかんざらし。
かんざらしとは、「きざら(中双糖)」と「はちみつ」を混ぜたシロップに、餅米の粉で作っただんごが入ったもの。
しまばら水屋敷は明治の和洋折衷な屋敷の縁側で、このかんざらし(300円)をいただくことができる素敵なカフェ。シンプルながら、島原の天然水の美味しさがなければこの味は絶対に出せません。夏の風物詩にもなっています。
【HP】http://www.mizuyashiki.com/
【 営業時間 】11:00ころ~17:00(かんざらし売切れ次第閉店)
【定休日 】不定休
【予算目安】~1000円
【席数】20席
【店舗住所 】長崎県島原市万町513
【 電話番号】0957-62-8555
他にも角煮まんや長崎おでんと、長崎は食べるべきグルメの宝庫です♪