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【おばんざい・京懐石・ぜんざい】京都の美食5選

■古の都・京都の美食

1000年以上もの間、日本の都であり続けた京都。
その名残は街中のあらゆるところに感じられ、やはり京都の空気感は他の都市とは違ったものがあります。寺社の多さ、古民家の立ち並ぶ風流な街並み。
ただ散策するだけでも画になる景色に、旅をする喜びが沸きあがってくることでしょう。
外国人からの人気も非常に高い、日本人として誇れる街でもありますよね。

京都観光の楽しみは食の分野も大きいものですが、美味しいものが多すぎて、何を食べれば良いか迷ってしまう贅沢な悩みが生じてしまうほど。
京都らしさを感じられるものを中心に、オススメのお店を紹介していきますね。

●松籟庵/嵐山

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京都で絶対に食べておきたいもの、それは豆腐。
味が濃く、日頃食べている豆腐とはまるで別物の味わいがあります。水の良さも関係しているのかもしれませんね。
湯豆腐は南禅寺が有名ですが、観光客の多い嵐山にもちょっと隠れ家風の豆腐料理の名店があるんです。

松籟庵は渡月橋から桂川を上流に、10分強歩いた場所にあり、かつては近衛文麿公の別邸と呼ばれていた建物。巨大な一枚岩に張りつくように建っており、世界各地の建築家が見学に訪ずれるほど見応えのあるものです。
室内に飾られている見事な書家は女将の手によるもの。こうした雰囲気の中で味わう豆腐懐石は、四季の自然の美しさも感じられ、より美味しく感じられます。

ランチのコースは3800円から用意されており、その内容は先付け・八寸盛り・湯豆腐・揚げ出し豆腐・御飯と香の物・ちりめん山椒・デザート。
豆腐は嵯峨野の名店「森嘉」のものを使用しており、鰹出汁でいただきます。
滑らかでありながら煮崩れず、しみじみ美味しい。
揚げだし豆腐も薄めの衣で豆腐によく味が染みています。これをおかずにちりめん山椒を乗せて食べるご飯の美味しいこと!ついついご飯が進んでしまうことでしょう。

桜と紅葉の季節は特に人気が高いので、早めの予約をお薦めします♪

【店名】松籟庵
【HP】http://www.shoraian.jp/
【 営業時間 】[月~木] 11:00~17:00(L.O.16:00)
[金・土・日・祝] 11:00~20:00
【定休日 】無休
【予算目安】昼3000~4000円 夜6000~8000円
【席数】30席
【店舗住所 】
京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内
【 電話番号】050-5869-2083 (予約専用番号)

075-861-0123 (お問い合わせ専用番号)

●ごはん蜃気楼/五条

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京野菜を美味しく食べたいなら、おばんざいで沢山いただきましょう!
花街として賑わいを見せてきた宮川町は、今も舞妓さんが行き交う風情あるところ。
リーゾナブルに京の素材を活かした料理を提供してくれる「ごはん蜃気楼」は、舞妓さん達が訪れることも多い「大人のごはんやさん」です。

出汁巻玉子(650円)、芋のからあげ(650円)、京地鶏葱味噌焼き(1000円)等をつまみにお酒を飲むも良し、お昼には日替気分・天麩羅気分(1000円)と銘打った定食や丼物、蕎麦とうどんが用意されています。ワンプレートに盛られたおばんざいは多種で可愛らしく、見た目から食欲をそそるもの。
地の物を美味しく安く食べたい!そんな願いを十二分に満たしてくれますよ。

【店名】ごはん蜃気楼
【HP】http://mrmd.co.jp/shinkiro/
【 営業時間 】 11:30~15:00/17:30~24:00
【定休日 】木曜日
【予算目安】昼1000~2000円 夜5000~6000円
【席数】36席
【店舗住所 】
京都府京都市東山区宮川筋6丁目361
【 電話番号】075-541-0706

●山元麺蔵/東山

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平安神宮や京都市美術館といった観光スポットの近くにある、山元麺蔵は京都1のうどん!の呼び声も高い超人気店。行列は必至ですが、夏の暑い時期は麦茶を振る舞って下さったりお店の心遣いも素晴らしく、おもてなしも一流です。

こちらの一番人気は土ごぼうの天麩羅うどん(920円)。
うどんは讃岐以上にコシが強いとも言われ、長めなのも特徴。モチモチして美味しい!
土ごぼうは太めの物を半分に切って揚げており、男性でも満足するボリュームです。
噛むほどに甘味が増し、つけ合せのカレー塩との相性もバッチリ。鰹ベースのつゆとも良くマッチしています。
開店前に並ぶなど、時間を見計らってでも是非食べて欲しい一品です。

【店名】旨味太助
【HP】http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000068/
【 営業時間 】[月・火・金・土・日・祝]11:00~18:00(L.O.)
[水]11:00~14:30(L.O.)
【定休日 】木曜・第4水曜
【予算目安】1000~2000円
【席数】18席
【店舗住所 】
京都府京都市左京区岡崎南御所町34
【 電話番号】075-751-0677

●錦 もちつき屋/錦市場

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京の台所・錦市場は江戸時代に魚市場として始まり、400年以上の歴史があります。
300m以上ある市場内には様々な種類の食材が並んでおり、夏の風物詩である鱧なども気楽に食べ歩き出来るのが魅力。京都を訪れた際には必ず訪れる人も多いのでは?

そんな錦市場にある「もちつき屋」は、つきたてのおもちを一年中食べられるお店。
添加物の一切入っていない、きめ細かく歯ごたえのあるおもちを、イートインでおぜんざいや四季折々のメニューで楽しめるんです♪

焼きもちは甘党と辛党用のセット(790円)がオススメ。様々な味を食べ比べられます。
ぜんざい(730円)は丹波産の小豆を使用しており、優しい甘さ。香ばしく焼かれた丸もちとの組み合わせは至福です。

夏は抹茶サンデー、カキ氷も楽しめますが秋冬には是非「京の白味噌雑煮」を!
東日本には馴染みの薄い、白味噌の甘い雑煮を味わってみませんか?
具材は金時人参・里芋・大根。鰹だしが濃厚に香り、甘くまったりしており芯から温まりますよ。

この他にも京都ではにしんそばも名物ですし、ラーメンも大人気。意外なほどこってりしたラーメンが好まれ、醤油と豚骨ベースのコクのあるスープはやみつきになります。
またパンの消費量も日本一!レベルの高いパン屋さんが多いので、寺社巡りの合間にパン屋さんを巡ることもオススメです。

【店名】錦 もちつき屋
【HP】http://www.nishiki-mochitsukiya.com/
【 営業時間 】11:00~18:00
【定休日 】不定休
【予算目安】~1000円
【席数】52席
【店舗住所 】
京都府京都市中京区東魚屋町175
【 電話番号】075-223-1717

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