昼飲みができる赤羽のおすすめの居酒屋・ダイニング4選
ニュー東京ディープ・赤羽
昼飲みは”ダメな大人の特権”のような、どこか後ろめたいモノだったのに、今では若者層までを魅了する”粋な飲み方”に変化していますよね。吉田類さんの酒場放浪番組や孤独のグルメが大ウケしているのも、古き良き昭和の時代が再評価されているのでしょうか。
そんな昼飲みの、新たな聖地として注目を集めているのが赤羽です。東京の北の外れにある赤羽は、荒川を超えればもうそこは埼玉県。荒川を越えればお隣の川口市は、埼玉県の玄関口になります。
京浜東北線と埼京線の乗換駅であり、林家ペー・パー師匠が住み、エレファントカシマシを輩出した街。どれもあまりピンと来ませんね。
それが最近ではメディアでも東口を出てすぐの一番街を中心に、ディープな飲み屋街として取り上げられています。清野とおる先生による「東京都北区赤羽」というローカルすぎるエッセイ漫画も大ヒットを記録し、山田孝之さん主演でドラマ化されたのも記憶に新しいですね。
足を運べばお洒落なスポットがある訳でない、少し大きめの普通の下町ですが、昼飲みの連なる一角は都心では味わえない、ディープなワクワク感がある不思議な街。そんな赤羽の昼飲みスポットを、いくつかご紹介していきます。
「丸健水産」
赤羽駅 東口の一番街商店街に入り、路地を抜けて行くと赤羽小学校の裏手に、アーケードのある小道が表れます。朝10時から営業していて、行列の絶えない丸健水産はおでんの店。おでんを注文し、店の横のテーブルで立ち飲みするのがこちらの流儀です。
多くの人がワンカップを飲んでいます。このワンカップがOZEKIで無いのが赤羽流。それは何故か?実は赤羽には23区唯一の酒蔵である、小山酒蔵があるのです。
122号線の荒川のほど近く、埼玉との境界線近くにある小山酒蔵。そこで製造している「丸信正宗」というお酒のワンカップと、おでんの相性は抜群。
このワンカップは計量カップにもなっていて、目盛が50になるとそこにおでんの出汁を入れて飲む、「出汁割」で〆る人も少なくありません。意外に薄いのですが、一種の儀式のようになっているのでしょう。ちなみに代金は50円程かかります。
ワンカップは300円。おでんを数点つまむだけなら1000円でお釣りがきます!「せんべろ」を代表する横丁感漂う素敵なおでんやさんで、意外と若い人も多くいらっしゃいますよ。
【HP】http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13008755/
【 営業時間 】10:00~21:00
【定休日 】第3水曜日
【予算目安】~1000円
【席数】10席
【店舗住所 】 東京都北区赤羽1-22-8
【 電話番号】 03-3901-6676
「川英」
こちらも赤羽駅東口にあり、「孤独のグルメ」に登場したことで、外国人観光客にも大人と気となったお店。待ち時間覚悟必至なので、並びたくない人は開店の11時前に到着していたいですね。
鰻と鶏料理が2大看板ですが、鰻は蒸しの後に白焼きの工程を飛ばしているのが特徴です。現在鰻はどこでも高価ですが、こちらはお酒も普通の居酒屋料金になります。とはいえ激安店が立ち並ぶ赤羽の飲み屋界隈においては高級店の部類に入ります。
川英でぜひ食べていただきたいのがホロホロ鳥です。フレンチでしか食べたことのなかったホロホロ鳥が、岩手の花巻産で刺身とたたきで頂けるのが珍しい。1200円の盛り合わせは、ワサビ醤油でいただく刺身が最高!ねっとりとした食感で、噛みしめるほど甘味が感じられます。
またホロホロ鳥の白レバーペーストも絶品。バケットではなく薄焼きせんべいと野菜チップスが付いてくるのが粋で、白ワインにも日本酒にも良く合います。これは是非食べていただきたい一品です。
【HP】http://kawaei.net/
【 営業時間 】[月~土]
11:30~14:00(L.O)
18:00~21:30(L.O) *2階席は21:00(L.O)
[日・祝]
11:30~17:00(L.O)
【定休日 】水曜日
【予算目安】昼 2000~3000円 夜 4000~5000円
【席数】34席
【店舗住所 】東京都北区赤羽1-19-16
【 電話番号】03-3901-3729
050-5869-0614(予約用)
「立ち飲みいこい 本店」
赤羽の「せんべろ」の元祖のようなお店です。せんべろとは千円で酔える店のことで、とにかく安くて料理が美味しい。モツ煮込みは110円で豆腐もちゃんと入っています。
刺身類もあり得ない価格で、マグロの山かけは180円!酒類もレモンサワー230円、生中が360円と激安なので、本当に1000円かからず幸せな気分になれますよ。
近くにある支店は朝の7時から営業しているので、昼飲みと言わず朝飲みしたいなんて豪快な方にもおすすめ。
立飲みといっても一応店内にはテーブル席もあります。しかし座れる席が空いていても、立飲みのカウンターから埋まっていくのがこのお店の面白いところ。コスパ良く立飲みならではのおつな雰囲気を楽しみたいならここで間違いありません。
【HP】http://www.sunh.biz/
【 営業時間 】[火~土] 11:00~22:00
[日] 11:00~21:30
【定休日 】月曜日
【予算目安】1000~2000円
【店舗住所 】 東京都北区赤羽1-22-8
【 電話番号】 03-3901-5246
「東京バル」
ラストはちょっと番外編です!
赤羽の素晴らしいところは、駅の構内でも昼から飲めること!エキュートになって以来、駅の中はすっかりお洒落に変化しましたが、この東京バルはオトナ女子の一人飲みを推しています。
バルと銘打ちながら、メニューは和風バルといったテイストがランナップされ、お店の一押しは厚切りベーコンの酒粕漬け(600円)。こちらも小山酒蔵の酒粕に漬けたものなんですよ。丸真正宗も勿論おいてあります。
メニューの肉・魚・野菜料理のバランスが良く、どれも及第点以上に美味しい。そして自家製ジンジャーハイボールやサングリア、ワインと女性の一人飲みにはぴったりなドリンクメニューが並びます。
昼飲みのラストを飾る一軒としても使えそうです。
【HP】http://www.piccadilly-ya.com/tokyo-bar.html
【 営業時間 】[月~土]
11:00~23:00
[日・祝]
11:00~21:00
【定休日 】無し
【予算目安】昼 ~1000円 夜 1000~2000円
【席数】22席
【店舗住所 】 東京都北区赤羽1-1-1 エキュート赤羽
【 電話番号】 03-3598-1178