岐阜のご当地グルメ「奥美濃カレーひっちゃく棒」が食べられるお店3選

奥美濃カレーひっちゃく棒。
インパクトのある名称ですが、これは岐阜県郡上市のご当地B級グルメ！
「ひっちゃく」とは郡上の方言で”たまたま”を意味し、カレー職人がたまたま閃いて出来たメニューのため、この名がついたそう。
ひっちゃく棒の説明の前に、まずは奥美濃カレーについて紹介していきます。

奥美濃カレーは郡上市の地域振興の一環として開発された、ご当地カレー。
平成の大合併で郡上市が誕生した後、「わざわざ郡上市に立ち寄りたくなる名物を作りたい」といった趣旨のもとに平成16年頃からプロジェクトがスタートし、SB食品や東京の有名カレー店「パク森」の店主からアドバイスを受け誕生したものです。
平成19年には市内32店舗で販売されるようになり、各店舗が定義に沿ったオリジナルのカレーを提供しています。

奥美濃カレーの定義は”地産の食材や天然水と、隠し味に郡上市特産の郡上味噌を使用したカレー”。
それ以外は自由であるため、飛騨牛や奥美濃の地鶏に長良川の鮎、地元産の野菜やイノシシや鹿を使ったものまで、バラエティーに富んだカレーが今までに作られてきました。
この奥美濃カレーを利用した創作カレーライスが、”奥美濃カレーひっちゃく棒”になります、

ひっちゃく棒は竹串にご飯を練りつけ、その上から豚バラ肉を巻き、さらに奥美濃カレーをかけたもの。
東海地方で親しまれている五平餅を彷彿させ、食べやすく美味しいと人気のB級グルメです。
B-1 グランプリにも何度も出場している、手軽なカレーのファストフード・ひっちゃく棒。興味をそそられますよね。どこで食べられるのか調べてみました。

風見鶏

奥美濃カレーの人気店・風見鶏は、カレーの種類も豊富でその美味しさは奥美濃カレー界でも上位に挙げられています。飛騨牛の欧風カレーとココナッツミルクを使用したスパイシーでエスニックなカレーを相盛りにした「ツインカレー」はアイスクリーム付きで950円。
飛騨牛の牛すじを煮込んだ甘口のカレーに、ドライカレーを包んだオムライスが乗ったオムカレーも女性や子どもに大人気！
まるまんまオニオン＆きのこのカレーは、玉ねぎを丸ごとオーブンで焼きあげたものがトッピング！そのとろとろとした甘さと飛騨牛を一緒に食べると。まろやかさが口の中いっぱいに広がります。

こうした極上のカレーをかけた風見鶏のひっちゃく棒（980円）は、TVでも「まろやかで上品な味」と紹介されました。カレーが美味しいので、ひっちゃく棒が美味しくない訳がありません。是非両方味わってみて！

覇楼館

奥美濃カレー協同組合理事長も務めている店主だけに、奥美濃カレーの種類も豊富！
飛騨牛カレー、真っ黒なビジュアルがインパクトある黒ゴマカレー、飛騨牛カレーと共にこちらのお店のオリジナルのレトルト商品化もされている「まめな豆カレー」は、地元の契約農場で栽培した大豆を使用。郡上味噌との親和性も高く、コク深い味わいのある一品になっています。

覇楼館のひっちゃく棒（1本・400円）は、トマトライスを豚肉で巻いたもの。飛騨牛カレーをかけ、さらにマヨネーズでアクセントをつけている濃厚なもの。つけ合せのキャベツやトマトも付くので、完成された1つの料理であることがより明確になっています。
ステーキから刺身、しし鍋に鮎とレパートリーが幅広いので、家族やグループで行っても満足できますよ♪

食の家　じぇいあん

越前街道沿いにある「じぇいあん」は、レンガ造りが目印で落ちついた雰囲気でベーシックな洋食を食べられるお店。飛騨牛を使用したハンバーグをはじめ、ビーフシチューやエビフライに生姜焼きに焼きそばまで、老若男女が大好物なメニューが揃っています。
こちらは奥美濃カレーも評判で、特にガーリックライスの上にカレーがかかったものが人気。
オムカレーはガーリックと隠し味の味噌と卵が三位一体となり、洋と和と見事なコラボになっています。
熱々に温められているのも嬉しい♪
ひっちゃく棒は1本400円。カレーライスとの食感の違いを楽しんでくださいね。

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