【飛騨牛・たじみ焼きそば・ころうどん】岐阜グルメの名店5選

■日本のへそ・岐阜県で食べられる絶品グルメ

日本のへそ・岐阜県は決して交通の便が良い地ではありません。
しかし乗鞍岳や槍ヶ岳といった登山者に大人気の山岳や、まるでタイムスリップしたような町並みを散策できる飛騨高山。
さらには世界遺産に登録された白川郷など、観光してみたいスポットに恵まれています。
夏には長良川の大花火大会は見事の一言ですし、歴史好きには信長の居城であった岐阜城も訪れてみたいですね。
ちょっと不便な場所にあるからこそ、そこでの思い出も大切なものになりそうです。
下呂温泉で旅の疲れを癒し、岐阜の絶品グルメでお腹も心も満たされてみませんか？

●丸明　飛騨高山店/高山市

岐阜の名物・飛騨牛。
その定義は①14ヶ月以上飼育された、②肉質が3等級以上の黒毛和牛とされています。
飛騨牛は甘みがあり柔らかいファンの多い肉で、これを楽しみに飛騨高山を訪れる人もいるのでは？
高山市にある丸明では、精肉店が経営するだけありリーゾナブルに飛騨牛の美味しさを堪能できます。オススメはランチの飛騨牛サイコロステーキ御膳（2880円。
サイコロステーキは飛騨牛の特徴である差しが絶妙に入り、肉の旨みを存分に感じさせてくれるもの。前菜・小鉢・御飯・味噌汁・香の物・デザートがついてこの価格は、大満足間違いなし！
ディナーでは焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶが味わえるのも魅力です。

●杉ケ瀬ヤナ/郡上市

清流・長良川に育った川魚は格別の美味しさがあります。
中でも鮎の人気は高く、夏から秋にかけて岐阜を訪れるなら食べてもらいたいグルメの筆頭！
杉ケ瀬ヤナは長良川の上流にあり、決して便の良い場所とはいえないのに、店が営業している8～10月には開店時からお客さんが集まってきます。

こちらで食べたいのは勿論「鮎の塩焼き」。サイズによって価格に違いがあり、特大は1800円。
大との差額は500円ですが、お腹に余裕があるなら是非特大を。身の締まり・味わい・食感も最高で、天然の鮎は香りまで違うのが自ずと分かってしまいますよ。
塩焼きに煮付け、フライ、鮎雑炊か鮎ご飯がセットになっている定食も2種類あり、ガッツリ食べたい人はそちらを！3500円程で、贅沢な鮎のフルコースをいただけます。

●純/多治見市

岐阜のB級グルメと言えば多治見の焼きそば！
①ピリ辛味噌を使用、②半熟玉子を味噌と絡めて食べるのが特徴です。

純は多治見駅からすぐの商業施設にある、焼きそばとお好み焼きのお店。
みそ焼きそば（580円）は中太麺のもっちり加減に、赤みそベースの甘辛いソースが良く合い、東海圏の味噌文化を感じる一品。これぞご当地グルメ、ここでしか食べられないオリジナル感に溢れています。

●信濃屋/多治見市

多治見には全国のうどんマニアが「最後に辿りつく店」と秘かに称する信濃屋も！
こちらは東海地方で食べられている「ころうどん」発祥のお店。
1時間半かけて手で捏ねられたうどんは太めで、なんと1時間かけて茹でられます。
そのため讃岐うどんのように強いコシと喉越しではなく、柔らかに口の中に溶けていくような感触で、小麦の旨味も口いっぱいに広がるのです。これは美味しい！
たまり醤油と出汁から作られるつゆも力強く、うどんに負けていません。

信濃屋のメニューは冷やしのぶっかけと温かいうどん、そして支那そばのみ。
冷やしの具材も葱としょうがだけと、いたってシンプル。うどんの美味しさに自信があるからこそ出来ることでしょう。
支那そばの具も葱だけという潔さです。

営業時間が短く、木金土のみの営業とハードルが高いのですが、多治見を訪れる際にはオススメの名店ですよ。

●麺屋しらかわ/高山市

高山ラーメンは醤油ベースの和風の趣が強いラーメンで、中華そばが好きな人ならば確実に好みのものでしょう。
その特徴はスープとたれを一緒に鍋で煮込むこと。使用する麺は細麺か平打ちの縮れ麺が多く、スープによく絡み、そこにいたってシンプルな具材が乗せられます。

麵屋しからわは連日行列の絶えない人気店。
鶏ガラベースに昆布や鰹節で丁寧に出汁を取り、醤油にブラックペッパーのピリ辛が良いアクセントになっています。スープの濃さも絶妙で、ついつい飲み進んでしまう人も多いんだとか。
中華そばがモダンに進化した、そんな印象を受ける一杯です。

-ご当地グルメ, 岐阜, 観光