勝手丼からスパカツまで！釧路のご当地グルメ４選

釧路の絶品グルメ

北海道の東南部に位置する釧路は、太平洋と釧路湿原国立公園・阿寒国立公園という2つの国立公園に囲まれた、自然豊かな街。日本国内において手つかずの雄大な自然を体感できる、希有な場所です。
湿原散策やカヌーに乗馬、冬はクロスカントリーにわかさぎ釣りと体験できるアクティビティも多いですし、国の特別天然記念物に指定されている丹頂鶴は、現在北海道東部でしか見られないもの。”ここ”でしかできない、見られないものが沢山あります。

そんな釧路では豊富な海の幸を食べたいですね！その他にもご当地のB級グルメや伝統の食べ物も多く、食の魅力もたっぷり。夏でも冬でも楽しめる釧路で食べたい、絶品グルメを集めてみました。

●釧路和商市場/勝手丼

釧路駅から徒歩3分、「釧路の台所」と呼ばれる釧路和商市場は、函館の朝市・札幌の二条市場と共に北海道の三大市場に数えられています。
鮭カニいくらウニ･･･垂涎の海の幸をはじめ、塩辛や筋子、ホエイ豚に新鮮な野菜果物と、お土産にしたいモノがいっぱい！見て回るだけでも楽しい場所です。

こちらで食べるべきは”勝手丼”。
総菜店で白飯を購入し、市場内の鮮魚店に並ぶ好みの刺身を購入し丼に乗せていきます。
単価は100円からありますが、大トロなどは500円。たくさん乗せると高くついてしまうので、目移りするのをグッとこらえて、好みの具だけを購入することをおすすめします！お店の人の押しが中々強く、色々薦められてしまうので、ここは「お試ししたいものをお手軽に」の精神で行きましょう。珍しい魚の刺身が食べられたり、何より自分好みの丼を作るエンターテイメント的要素は、観光客には楽しいものです。

●港の炉端 虎や/ろばた焼き

ろばた焼きは、仙台市で発祥した料理のスタイル。囲炉裏端において炭火で焼いたものを長いしゃもじで運ぶスタイルが受け、全国各地に広がっていきました。釧路は魚介を焼いたろばたの発祥とも言われ、今もその伝統を守るお店が数多く残っています。

釧路のろばた焼きは紹介したいお店も多いのですが、港の炉端 虎やはボリューム満点の魚介をリーズナブルに食べられるので地元の人にも人気があります。
特におすすめしたいのが「かきガンガン焼き」（10個2400円・ハーフもあり）！厚岸産のかきは釧路に来たらマストですよね。蒸し焼きにして殻を割り、レモンを絞るシンプルな食べ方は最高で、ぷりっぷりの身からあふれ出る旨味はいくらでも食べられそう！
特大ほっけやししゃもも北海道で食べるとこうも違うのか、と唸らされます。
大勢で色々な種類を頼みたい、そんなお店です。

ろばた焼きはこの他に、朝の7時半からろばたが楽しめる「喰い処 鮭番屋 （しゃけばんや）」、カウンターで１人ろばたもOKな「炉ばた煉瓦 」、雰囲気の良い釧路のろばた発祥のお店「炉ばた 」もおすすめです。

●まつりや　新橋店/回転寿司

北海道を訪れたら食べてみたいのが回転寿司！北海道出身の某タレントさんが「北海道の開店寿司のレベルの高さは凄い！」と絶賛していますよね。
魚が美味しいので美味しいのは当たり前、その上価格も安いのですからたまりません。
サイドメニューも北海道らしく、釧路名物のざんぎやイモもち、ゲソ揚げと種類が多く、カニの味噌汁も安いんです。

まつりやは北海道内の回転寿司チェーン店。釧路には３店舗あるので、滞在時間が短くてもおやつ代わりに是非食べてみてくださいね。
なごやか亭も”こぼれいくら”が大人気の回転寿司店。どちらも甲乙つけがたい人気店になっています。

●泉屋/スパカツ

釧路のB級グルメといえばスパカツ。泉屋で昭和３０年代からあるメニューだそうで、熱々の鉄板の上にスパゲッティミートソース、さらにトンカツが乗っている迫力のある一品です。
寒い北海道で温かさとエネルギーを蓄えるには最高の組み合わせ？
釧路のソウルフードとも言われています。
実は新宿の釧路居酒屋さんでも食べられるお店があるのですが、きっと懐かしさのあまりメニューに加えてしまったのでしょうね。

泉屋にはピカタという、もう１つの名物もあります。
こちらは甘めのスパゲッティ（ナポリタンに似て非なるもの）が薄焼き卵に覆われて登場します。中をめくるとチャーシューと筍、具にはエノキと謎の組み合わせながら妙に癖になるお味。家でも作りたくなる、不思議な魅力のピカタもお試しあれ。

釧路は他にも蕎麦とラーメン店が多く、蕎麦はクロレラ入りの緑色の麺が名物、ラーメンは
あっさりした昔ながらの醤油味が美味しいと評判です。
食べたいモノばかりで迷ってしまいそうですね！

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