東京

ものづくりの街・蔵前のおしゃれカフェ3選

2012年に東京スカイツリーが開業して以来、周辺の下町と呼ばれていた地域が大きく変化しています。オフィスや問屋街・倉庫街が多く、地元の方や年配の方が集まるイメージの強かったスカイツリー周辺地域は、今や若者や外国人観光客が多く足を運ぶお洒落スポットに変貌。
中でも蔵前はハイセンスなカフェが激増し、人気が急上昇した街です。

蔵前は台東区にあり、都営浅草線と大江戸線を利用すれば、それぞれ浅草や両国から一駅。
東京以外の方には”浅草の雷門からおよそ500mほどの距離”といえば想像しやすいでしょうか。
昭和世代には90年代に両国に国技館が移転する前、国技館があった場所と記憶している人も多いですよね。
スカイツリーや、今や観光スポットになっている浅草橋の問屋街にも徒歩圏で、周辺を散策し「ちょっと一休み」するには良い立地と言えます。

この地に20~30代の若者が古い建物をリノベーションし、モダンなカフェやアトリエ、生活雑貨店などをオープンするようになったのは、前述のようにスカイツリーの開業した頃。
元来おもちゃメーカーや問屋が多い地域でもあり、モノづくり
の土壌があるのも大きいのかもしれないですね。

毎月第一土曜日には「月イチ蔵前」と銘打ったイベントが開催されています。
「隅田川を挟んで東京スカイツリーを間近に臨める、素晴らしい景色を多くの方に楽しんで欲しい」と、アトリエ・Salviaのオーナーが始めたもので、今では多くのショップがワークショップを開き、その日だけの特別メニューを提供したりしています。
HPもあるので、直前になったら「月イチ蔵前」マップをチェックすると、魅力的なイベントが発見出来ますよ♪
その際には是非、カフェ巡りも堪能してみてくださいね。

①Nui HOSTEL & BAR LOUNGE

まずはとても蔵前らしい”Nui”。
こちらは江戸時代から続いていたおもちゃ問屋をゲストハウスとしてリノベーションしたもの。2012年の開業以来、世界各国から多くのバックバッカーに利用されています。
1階のラウンジはカフェ&バーとして使用され、一般の利用もOK。
コンクリート打ちっぱなしで天井が高く、まるでNYのブルックリンにいるような錯覚すら覚えてしまうかも?
ベンチや様々な形の椅子が配置され、温かみも感じさせられるリラックス空間には、当然のように外国人も多く旅人気分も味わえます。
3種類のスペシャルコーヒーと焼きたてパンを食べながら、寛いだ気分に浸ってください♪

 

 

【店名】Nui HOSTEL & BAR LOUNGE
【HP】https://backpackersjapan.co.jp/nuihostel/cafebar
【 営業時間 】
[カフェ]8:00〜18:00
[バー] 18:00〜25:00
【定休日 】無休
【予算目安】昼~1000円 夜1000~2000円
【席数】52席
【店舗】東京都台東区蔵前2-14-13
【 電話番号】03-6240-9854

②ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前

2016年2月に開店したダンデライオン・チョコレートは、サンフランシスコに次ぐ世界2号店。
”Bean to Bar”のコンセプトのもと、カカオ豆の選別から焙煎・製造までを全て手作業で行い、乳製品を使用しない純粋なカカオ豆の風味を味わえるチョコレート作りを行っています。
蔵前に2号店を出したのも、伝統とモノづくりの文化がある地域であったのも大きな要因だそう。
また1階でチョコレート製造を行い、2回ではワークショップを開催していますが、どちらもカフェスペースを併設していて、間近でその製造過程を見られるのもワクワクします。

カフェでは数種類のチョコレートドリンクがいただけますが、KURAMAE HOT CHOCOLATE(630円)は、同じ通りにあるNAKAMURA TEA LIFE STOREの無農薬・有機栽培のほうじ茶を使用したもの。
蔵前ならではのコラボ、予想以上に合うのでお試しあれ。
スイーツではBROWNIE BITE FLIGHT(630円)が大人気。
3種のシングルオリジンチョコレートを使ったブラウニーが可愛らしく並んでいて、それぞれのカカオの味わいを食べ比べると酸味や甘味の違いに驚きます。
オーラー後にトーストし、とろけ出すマシュマロとガナッシュが香ばしいPAPUA NEW GUINEA S’MORE(450円)もオススメです。

 

【店名】ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
【HP】http://sunshinestateespresso.com/
【 営業時間 】10:00~20:00
【定休日 】不定休
【予算目安】~1000円
【席数】40席
【店舗】東京都台東区蔵前4-14-6
【 電話番号】03-5833-7270

③SUNSHINE STATE ESPRESSO

茨城・牛久で移動カフェとしてスタートし、2012年に現在の店舗を構えて以来、”ロングブラック”というエスプレッソの魅力を伝えているSUNSHINE STATE ESPRESSO。
ロングブラックは、お湯を注いだカップにダブルショットのエスプレッソを注いだもの。
アメリカーノとは順序が違い、よりクレマ(液面に浮かぶ泡)を強く感じられるのが特徴になります。バリスタのこだわりの詰まったエスプレッソは350円で味わえ、モーニングのコーヒーにいたっては170円!
カフェラテにはラテアートが施してあり、カップも可愛らしい♪
ベーグルやパン、スイーツも良心的な価格設定で、朝から夜まで気軽に利用できる優秀なかふぇです。

【店名】SUNSHINE STATE ESPRESSO
【HP】https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13144612/
【 営業時間 】8:00~18:00
【定休日 】無休
【予算目安】~1000円
【席数】23席
【店舗】東京都墨田区本所1-34-7
【 電話番号】03-6456-1806

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