納豆だけじゃない!茨城グルメの魅力を教えてくれる4店
■隠れた美食の街・茨城の名店4選
つくばエクスプレスの開業以来、ますます東京に近くなった感のある茨城県。
県南部は元々東京への通勤圏内でもあり、敢えて旅行や観光に行く場所として捉えられない一面もあるような気がします。
しかし茨城には海も山もあり、豊かな自然に恵まれた場所。近すぎて見えなかったけれど、実は見どころの多い県なのです。
日本三名瀑の1つ袋田の滝、同じく日本三名園の1つである偕楽園。竜神大吊橋は歩行者専用としては本州一の長さを誇ります。釣り好きにはお馴染みの霞ヶ浦や、海水浴場として有名な大洗海岸。
また関東最大最古の神社・鹿島神宮は強いパワースポットとして、一度は訪れたい場所ですよね。
改めて見てみると訪れてみたいスポットがたくさん!
茨城グルメも同様に、あまりにも有名な納豆以外にも美味しいものがいっぱいあるんです。
●慈久庵/常陸太田市
あまり知られていませんが、実は茨城には美味しい蕎麦の産地があります。
それが常陸秋そば。古くから県北地域で生産されていましたが、茨城県農業試験場が昭和62年に品種登録されました。風味がよく、甘味や香りが良い常陸秋そば。その発祥の地でもある常陸太田市には、蕎麦の名店が数多く存在します。
中でも人気が高いのが慈久庵。
竜神大吊橋に向かう少し手前にあり、茅葺きで風情がある建物。
中は洋館になっていて、ご主人が1人で切り盛りしています。
提供される蕎麦は焼畑農法で自家栽培し、手で刈って天日乾燥した手の込んだもの!
さらに石臼で粗挽きに自家製粉しているんです。これが美味しくない訳がありません。
せいろ(1100円)でいただくと粉の甘さが感じられ、喉越しを楽しむよりずっと噛みしめていたい気持ちが強くなるほど。
地元の有機野菜を使用した葱の天ぷら(600円)もカラっと揚がっており、これも抜群に美味しい!コースもあり、時間のある時にゆっくり味わいたいお店です。
【HP】http://www.jikyuan.co.jp/
【 営業時間 】11:30~14:30
【定休日 】火曜・水曜・木曜(祝日の場合は翌日)
【予算目安】1000~2000円
【席数】20席
【店舗住所 】茨城県常陸太田市天下野町2162
【 電話番号】0294-70-6290
●弥満喜/久慈郡大子町
奥久慈は軍鶏が有名で、奥久慈しゃもは「低脂肪でヘルシーなのに肉の旨味が濃い」と評判です。
弥満喜はそんな奥久慈しゃもを存分に味わえるお店。
奥久慈しゃも丼(1200円)は朝採れのしゃも卵を使用した親子丼で、モモ肉とムネ肉の両方が入っており、しゃもの力強い味わいと甘味を余すことなく堪能出来ます。
グレードの違う極み(1800円)も用意されているので、食べ比べてみるのもオススメ。
コース料理(3500円~)ではしゃもすき鍋またはしゃも鍋で、まさに奥久慈しゃもを味わい尽くせます!天ぷらや塩焼きもあり、茨城の地酒も多数用意されているので一杯やりながらつまむにも最高です。
【HP】http://daigo-yamaki.sakura.ne.jp/
【 営業時間 】昼の部:11:00~15:00
夜の部:17:00~20:00
【定休日 】水曜日
【予算目安】昼1000~2000円 夜 2000~3000円
【席数】14席
【店舗住所 】茨城県久慈郡大子町大子741
【 電話番号】0295-72-0208
●行方市観光物産館こいこい/行方市
行方市は霞ケ浦と北浦という、2つの大きな湖に挟まれた市。
その特徴を活かし、霞ヶ浦の魚介類と行方台地の野菜を使った独自の料理を「行方丼」として提供するプロジェクトがあります。
決まった形はなく、それぞれの店によってナマズや鯉等を使ったオリジナルの丼があるので、事前にチェックして訪れるのも面白そうです。
行方市観光物産館こいこいは国道354号線沿い、霞ケ浦大橋そばにある物産館。
霞ケ浦に面していて、施設内からの展望は絶景!
隣接する「霞ケ浦ふれあいランド」には子ども達が遊べる設備が用意され、家族連れに人気のスポットになっています。
こちらでは行方のご当地バーガーとも言える、なめパックン(500円)が!
霞ケ浦のナマズをベースに、玉ねぎやレンコンを加えたパティをフライにしてたっぷりの野菜と共にバンズに挟み、濃い目のソースでいただきます。
臭みも一切なく、白身魚の美味しいフィッシュバーガーといった印象。
他に鯉パックン(400円)もあり、行方の豚と鴨のバーガーも販売されています。
ナマズと鯉をバーガーに?と訝しい気持ちになりますが、これが意外といけるんです。
話の種にもなりそうですね♪
【HP】http://www.namegata-koikoi.com/
【 営業時間 】9:00~16:00
【定休日 】無休
【予算目安】~1000円
【店舗住所 】茨城県行方市甲1963-5
【 電話番号】0299-36-2781
●蔵出・焼き芋かいつか つくば店/つくば市
茨城は干し芋の生産が日本一、実に9割が茨城産です。
さつま芋の産地としても名を馳せていますが、「かいつか」の焼き芋はTVでもその行列が紹介されるほどの人気店。かすみがうらの本社工場やイオン土浦店でも購入可能です。
こちらの一番人気は「紅天使」の焼き芋。焼き芋というよりスイートポテトのように、ねっとりと甘く、夏は冷蔵にして食べても美味しいのです。並んでも食べたくなるのも納得!
1本から購入出来るのでその場で食べることも出来ます。1kg、2kgと箱買いする人も多いのですが、この美味しさは誰かにおすそ分けしたり、冷凍して長く楽しみたくなってしまうからでしょう。
季節によって種類の違う芋が出てくるので、ついつい通ってしまう方も多いようです。
2kgでも2000円以下と、買うと意外に高い焼き芋としては安価とも言えるかも?
焼き芋ソフトクリーム(300円)や大学もあり、芋スイーツ好きは絶対訪れるべき一軒です。
【HP】http://www.kuradashi-yakiimo.com/
【 営業時間 】10:00~18:00
【定休日 】月曜日
【予算目安】~2000円
【店舗住所 】茨城県つくば市松野木93-18
【 電話番号】029-893-2175